アメリカと北朝鮮が戦争したら日本で一番狙われる場所はどこなの?!

  • 2017.10.11
アメリカと北朝鮮が戦争したら日本で一番狙われる場所はどこなの?!

アメリカと北朝鮮が戦争になった場合に日本も北朝鮮の攻撃のターゲットにされる可能性は十分あります。

最近でも北朝鮮は「日本が米国の戦争騒動に便乗するなら、わが革命武力の強力な打撃(攻撃)手段の標的とならざるを得ない」と述べたり「警告する。米国を後ろ盾に無差別に振る舞えば、日本の領土に取り返しのつかない災いを招きかねない。」と述べたりして、威嚇し続けています。

考えたくはないですが、もし北朝鮮が日本を攻撃するとした場合、日本のどの場所を狙ってくる可能性が高いのでしょうか?

候補となり得る以下3つのエリアについて書いていきたいと思います。



候補1 首都・東京

最大の被害を与えるという観点からいけば、間違いなく候補の一つに挙がってくるのが首都・東京です。

以下の表は国連が実施している世界の大都市圏の人口ランキング表になりますが、東京ー横浜の推定都市人口は3784万人で世界一となっています。

地方から東京に移動したある人は「東京では、毎日、地元の祭りの日ぐらいの人がうごめいている」と言っていました。

source : diamond.jp

また、東京は言うまでもなく日本の政治・商業の中心地でもあります。そんな大都市東京を攻撃をされてしまうと、被害の程は想像を絶するに違いありません。前代未聞の出来事です。

ただ、北朝鮮側の視点に立てば、前代未聞な出来事だからこそ様々な意味で効果的な標的として映るに違いありません。

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候補2 在日米軍基地

source : 現代ビジネス

北朝鮮の攻撃ターゲットとなりうる別の候補地は在日米軍基地です。戦争の基本的な戦略として相手の基地を叩くというのは王道です。

実際に北朝鮮自身が、2017年3月7日に、日本を攻撃する場合の標的候補の一つに在日米軍基地を挙げています。以下、そのことを裏付けるニュース記事の引用です。

北朝鮮の朝鮮中央通信は(2017年3月)7日、在日米軍基地の攻撃を担う部隊が弾道ミサイル発射訓練を「成功裏」に実施し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が立ち会ったと報じた。

ミサイル発射は「戦略軍火星砲兵部隊」が実施したとしている。戦略軍はミサイル運用を統括。火星砲兵部隊は「有事に日本駐屯米帝侵略軍基地を攻撃する任務を担う」とした。

source : 産経ニュース

このことから、標的の候補として米軍基地が取り上げられるのは間違いありません。ただ、日本には米軍基地がかなりの数あります。どの基地が特に狙われやすいのでしょうか?

厚木基地

厚木基地は米軍と海上自衛隊の共同軍事基地となっています。また、空母「ロナルド・レーガン」艦載機の本拠地でもあります。

1950年の朝鮮戦争では、米軍の中核基地としても機能しており、実績もあります。北朝鮮にとって悪い意味で馴染みのある基地というわけです。

ちなみに、厚木基地からすぐそばには「座間キャンプ」があります。その座間キャンプには在日米陸軍の司令部があり、有事の際にはアメリカ本土の部隊が大量に駐留する拠点となります。

座間キャンプと厚木基地との距離はわずか7kmほどなので、核ミサイルで厚木基地を狙うことでこの座間キャンプも同時に狙うことが可能と言えます。

北朝鮮としては1回のミサイルで標的2か所を狙えるとあって、標的候補の優先順位としてはかなり高いのではないかと思います。

横須賀基地

横須賀基地はアメリカの原子力空母ロナルド・レーガンやカール・ビンソンの拠点基地として機能しているところです。例えるなら、空母の「家」といったところでしょか。

この基地は、戦前は日本の軍都として栄え、戦後アメリカ軍に接収された後は、朝鮮戦争・べトン亜夢戦争・湾岸戦争・アフガニスタン戦争などの際のアメリカ軍の出撃基地として利用されています。

この基地には重要な司令部機構や部隊が揃っており、生活に必要な施設もすべてあるため、さながら独立した街のような雰囲気となっています。

ここを破壊することができれば、アジアに目を光らせるアメリカの重要拠点が失われることになり極めて大きな打撃となり得ます。

アメリカと北朝鮮が戦争をして、北朝鮮がいよいよ追い詰められたその時、最後の悪あがきの攻撃の標的になりやすい基地と言えそうです。

岩国基地

山口県岩国市にあるこの基地は北朝鮮との距離が最も近い基地の一つなので、アメリカと北朝鮮が戦争になった時に重要拠点の一つとして機能することになっています。

それを見越して、2017年7月以降からすでに、空母艦載機が駐在する厚木基地からの段階的な移駐が行われています。

予定では艦載機61機が移駐することになっていて、それ以外にも、空中給油機や最新鋭ステルス戦闘機F35なども順次配備されていく予定となっています。

全体の移駐が完了する来年5月頃には岩国基地の所属機は合計120機越えとなり、沖縄・嘉手納基地の約110機と並んで、岩国基地が極東最大級の基地になりつつあります。

北朝鮮からすれば、この基地を破壊することができれば、最前線かつ強力な軍事基地を取り除くことができるので、この基地もやはり標的になりやすい基地と言えます。

佐世保基地

長崎県佐世保市にあるこの基地は、海外で唯一、アメリカ海軍の強襲揚陸艦部隊の前進配備基地となっています。「強襲揚陸艦部隊」と言われると小難しく聞こえますが、簡単に言えば上陸部隊のことです。

もしアメリカと北朝鮮の戦争がこじれて長引いてしまった場合、陸上部隊を派遣しての内陸戦が考えられますが(こじれなくてもあり得ますが)、その作戦を実行する際のメイン基地の一つとなるのがこの佐世保基地です。

佐世保基地には4隻の揚陸艦、4隻の掃海艦が配備されていて、その艦を含む揚陸部隊は北朝鮮からの攻撃を打ち破って上陸を実行し、敵地深部へ切り込んでいく能力を持っています。

この基地もまた北朝鮮の標的の一つになりえます。

嘉手納基地

沖縄にある嘉手納基地は、200機近くの軍用機が常駐する極東最大の空軍基地です。現状、在日米軍最大の基地でもあります。

滑走路も成田国際空港(4,000mと2,500mの2本)や関西国際空港(3,500mと4,000mの2本)と比べて遜色がなく、面積も日本最大の空港・東京国際空港(羽田空港)の約2倍となっていて、まさに空軍のための基地です。

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この基地を破壊することができれば、やはりアメリカの攻撃力を相当程度削ることができるので、この基地も標的になりやすい基地と言えます。

候補3 原子力発電所

北朝鮮が標的として取り上げるであろう3番目の候補が原子力発電所です。

原発による放射能被害の程は日本人であれば誰もが知る所です。広島・長崎への原爆の投下、東日本大震災による福島原子力発電所の放射能漏れなどなど。

放射能汚染による被害が広範囲かつ長期間に及ぶという点やミサイル迎撃力が米軍基地などに比べて劣るという点から、北朝鮮の標的になる可能性があります。

日本各地にある原子力発電所の位置ですが、先ほど掲載した画像にまとめられていたので、再掲しておきます。

source : 現代ビジネス

まとめ

以上、アメリカと北朝鮮が戦争になったときに、日本のどこが狙われやすいのか、3つの候補を取り上げて考えてきました。

  • 候補1 首都・東京
  • 候補2 在日米軍基地
  • 候補3 原子力発電所

個人的には米軍基地が一番可能性が高いと感じました。その中でも岩国基地は特に標的になりやすいと感じます。

ただ、戦局がどうなるかで標的にされる場所もがらりと変わりますし、そもそも北朝鮮の意識が韓国やアメリカ本土に向いて、日本自体が標的にされないという可能性もあります。

どうなるかは分かりませんが、しっかりと情報収集を行って事態に備えたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました!