【衆議院選挙】希望の党の敗因5選!!【衆院選】

  • 2017.10.22
【衆議院選挙】希望の党の敗因5選!!【衆院選】

衆議院選挙の結果が出ました。希望の党は当初の予測議席を下回る結果となってしまいました。敗因はどこにあったのでしょうか?

この記事ではその部分にスポットを当てて見ていきたいと思います。



敗因 その1 候補者のほとんどが元・民進党議員

民進党議員は解散時88名在籍していました。そのうち45人が希望の党に移動しています。これは希望の党の候補者の約半数を占めるほどの割合です。

希望の党は自民党に代わる保守政党という立場でしたが、この民進党議員の合流でその立場がそうとう揺らぐと感じた有権者は多くいたに違いありません。

希望の党として政策を立てたものの、その政策がしっかりと実行されるのかどうか、有有権者的には疑問を感じる部分も色々あったのではないでしょうか。

また、「打倒安倍政権!」の旗印のもと戦ったとはいえ、一部「選挙のための政党 → 無事選挙を切り抜けられれば別の道を模索」といった声も聞こえ、有権者的にはその部分も嫌気に繋がったのではないかと感じます。

敗因 その2 小池代表の「排除します」発言

小池代表が民進党の左派議員を「排除します」との発言が敗因の一つと言われています。

マスコミではこの発言をこぞって取り上げ、小池代表のイメージがかなり悪くなったような印象を受けます。

小池議員自身も「わたしの言動で皆さんに不快な思いを抱かせてしまいました。真摯に受け止めたいと思っています。」という趣旨の発言をしています。

ただ、本質から言えば、政党の理念からかけ離れた人材を党の候補者に立てるということはあってはならないことであり、そういった人材を取り込まないという指針は政党として正しいことです。

そういう意味では小池代表の「排除」発言は希望の党の支持者には良い意味である程度刺さったと感じます。

ただ、言葉のチョイスは良くはなかったかと思います。加えてマスコミの印象操作がかなり強かった感があり、マスコミの影響を受けやすい有権者層の勢いが勝ったというところではないでしょうか。

敗因 その3 大衆迎合的な公約

希望の党の公約は「ユリノミクス」とも言われ一時注目を集めました。以下「12のゼロ」と呼ばれたユリノミクスの公約内容です。

  • 01.原発ゼロ
  • 02.隠ぺいゼロ
  • 03.企業団体献金ゼロ
  • 04.待機児童ゼロ
  • 05.受動喫煙ゼロ
  • 06.満員電車ゼロ
  • 07.ペット殺処分ゼロ
  • 08.フードロスゼロ
  • 09.ブラック企業ゼロ
  • 10.花粉症ゼロ
  • 11.移動困難者ゼロ
  • 12.電柱ゼロ

どの公約も実現したら本当にいいよね!と言えるものばかりですが、反面、どうやって実現させるのか?となった時の具体的な方法論がしっかりしていなかったという印象です。

一例として「花粉症ゼロ」を取り上げてみても、本当にどうやってゼロにするのか聞きたいところです。

ある有権者の中には「花粉が出る植物を国内から一掃するしか手がなさそう」「人が生きてる限り植物がある限り花粉症はゼロにならない。人を全滅させるか、植物を全部焼き払うかの究極の二択」といった過激な意見も見られました。

このように大衆迎合的であり具体的方法が示されていない公約は、有権者の心に響かないどころか嫌気を誘う要因になったと言えるのではないでしょうか。

敗因 その4 結党から選挙までのドタバタ感

安倍首相が解散総選挙を決めてから結党した希望の党。そこから選挙日までのわずかな期間ではやはり準備がままならずドタバタ感がどうしても出てしまいました。(敗因その1とも繋がって来るかと思いますが。)

これはやむを得ないことではありますが、一般論から言って準備不足でドタバタしている不安定な政党には国政を任せたいとは考えません。北朝鮮情勢で緊張しているこのご時世であればなおさらです。

よっぽど信頼できる党首がいて、よっぽど信頼できる候補者が集まっていて、与党よりもよっぽど安定感が滲み出ている政党が出てきて初めて「今回はこの党に投票してみようか」と考えるようになるレベルではないでしょうか。

それを基準とした場合、今回の希望の党はその基準にはまだまだ達していなかったと言えます。

敗因 その5 小池都知事の出馬・不出馬の判断

小池都知事が選挙に出るのか出ないのかで状況がはっきりしなかった部分がありました。その流動的な状況が有権者からすれば嫌気に繋がった可能性はあるかと思います。

小池氏自身は一貫して「不出馬」と言ってはいましたが、これまでの歴代の総選挙の動きを見れば出馬の可能性も十分あり得たわけです。

そこを踏まえた上での徹底的な不出馬発言を小池氏がしっかりと発信していれば、大きくとは言えないまでも少しは結果も変わっていたかもしれません。

まとめ

【希望の党の敗因5選!!】というタイトルで綴ってきました。一時は与党にしっかりと対抗できる政党にさえなるのではと言われた希望の党でしたが、終わってみれば大敗と言ってもいいくらいの結果となってしまいました。

今後、小池都知事が国政に出ることはありませんが(小池氏自身が選挙結果を受けて改めて発言していました。)、その小池代表が立ち上げた希望の党が野党の一つとしてどのように動いていくのか、注目が集まるところです。

eyecatch photo’s source : news.goo.ne.jp

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