【北朝鮮情勢まとめ】11/06の北朝鮮・アメリカ・日本・韓国の動向

【北朝鮮情勢まとめ】11/06の北朝鮮・アメリカ・日本・韓国の動向

北朝鮮情勢を伝えるニュースを関係国ごとにコンパクトにまとめています。この記事を見て頂くことで今日の各国の主な動きが分かるようになっています。

なお各国で時差があるため厳密には「今日の動き」とはなりませんが、記事をアップする時点で分かっている情報をまとめて「今日」の動きとしてお伝えしています。



【北朝鮮情勢】2017年11月06日の関係各国の動きについて

北朝鮮

【「パラダイス文書」に北朝鮮女性実業家の名前 経済制裁を逃れか】

平壌在住の女性実業家ソン・ソンフイ氏がタックスヘイブン(租税回避地)のマルタで会社を設立していたことが「パラダイス」文書で発覚しました。

この女性実業家の一家は故・金日成主席時代から金一族と接点があり、マルタでの会社設立に北朝鮮当局が関与している可能性が指摘されています。その場合、経済制裁の抜け穴として利用している可能性も考えられます。

 

【北朝鮮メディア「不倶戴天の敵である米帝を滅亡のどん底に」…反米をアピール】

朝鮮労働党機関紙・労働新聞は論説の中でアメリカのことを「朝鮮人民の不倶戴天の敵である米帝」と呼び「滅亡のどん底に押し込み・・・勝利を収める」とし、反米思想を改めて強調しました。

アメリカ

【米ロ首脳、外遊中会談か=トランプ氏、北朝鮮対応で協力要請へ】

トランプ大統領は「プーチンと会うことになるのではないかと思う。」とのべ、米ロ首脳会談が行われる可能性を示唆しました。

両首脳は11月10日にベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席する予定で、その機会に米ロ首脳会談が設定される可能性があります。

日本

【日米外相会談 北朝鮮が核・ミサイル開発放棄するまで圧力継続】

河野外務大臣はトランプ大統領と共に来日しているティラーソン国務長官と会談し、北朝鮮への圧力の継続という認識で一致しました。

 

【安倍首相「日米同盟の揺るぎない絆を世界に示すことできた」】

安倍首相は日米首脳会談の後の共同記者会見で「日米同盟のゆるぎない絆を世界に向かって示すことができた」と述べました。

さらに「日米の首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれた1年はなかった」とも述べました。

※ 日米首脳共同記者会見の内容については最後に全容を引用してあります。

 

【首相、北朝鮮に追加制裁表明 35団体・個人の資産凍結】

安倍首相は北朝鮮の35団体・個人の資産凍結を明日閣議決定すると述べました。日本独自の追加制裁となります。

 

【曽我さん、早紀江さんと面会=拉致問題「解決する」―米大統領】

トランプ大統領は午後に東京・元赤坂の迎賓館で、曽我ひとみさんや横田咲早紀江さんらと面会し「安倍首相と手を取ってこの問題を進める。解決しないといけない。」と述べました。

韓国

【韓国、北朝鮮に独自制裁 トランプ氏の訪韓控え】

韓国政府は大量破壊兵器の開発に必要な資金調達に関与しているとみられる北朝鮮の銀行員ら18人に対して制裁を科しました。

文在寅政権では初めての制裁になりますが、すでに南北で経済交流が中断されていることから限定的な制裁になると見られています。

 

【米大統領の訪韓に合わせた挑発警戒 韓米が北朝鮮を綿密に監視】

明日からのトランプ大統領の訪韓の際に北朝鮮がミサイルの発射による威嚇を行う可能性があることから、韓国では北朝鮮に対して高いレベルでの監視態勢が敷かれています。

日部首脳共同記者会見全容

日米共同記者会見の安倍首相とトランプ大統領の発言&その後の質疑応答の全容について引用しておきます。

なお、この共同記者会見の前に行われた日米首脳会談の内容は明らかにされていませんが、安倍首相が「国際情勢、経済問題、2国間関係について議論する」ことを明らかにしていました。

 

安倍首相の発言の全容

「首脳どうしがここまで深い絆で結ばれた1年はなかった」
「緊迫する地域情勢にあって、トランプ大統領の初めてのアジア歴訪は歴史的な訪問」
「最初の地が日本であり、日米同盟の揺るぎない絆を世界に向かって示すことができた」
「北朝鮮の最新の情勢を分析し、今後とるべき方策で完全に見解の一致をみた」
「すべての選択肢がテーブルの上にあるというトランプ大統領の立場を一貫して支持」
「改めて、日米が100%共にあることを力強く確認」
「対話のための対話にはまったく意味がない」
「北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていくことで完全に一致した」
「中国がさらに大きな役割を果たすことが重要だという認識で一致」
「北朝鮮の35団体・個人の資産凍結を、7日、政府として決定する」
「アジア太平洋地域に広がる、貿易・投資における高い基準のルール作りを主導」
「日米で自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を強化することで一致した」

source : NHK NEWS WEB

 

トランプ大統領の発言の全容

「日米がこれほど緊密な関係になることはこれまでなかった」
「日本はすばらしい国だ。すばらしい文化と歴史と精神に満ちた国だ」
「安倍総理大臣が最近の総選挙で、容易に大勝したことを私は驚いていない」
「日本人や日本の都市はすばらしい。経済も力強い。豊かな文化や歴史に敬意を持っている」
「安倍総理との友情に感謝している。一緒に多くのことを達成することができた」
「娘のイバンカも国際会議に参加して女性の社会進出に向けて議論をすることができた」
「安倍総理大臣は選挙のあと、最初に会ってくれた偉大な友人だ」
「北朝鮮の核実験、弾道ミサイル発射。これはとても容認できない。『戦略的忍耐』は終わった。私の発言は、強すぎると言われるが、過去25年間の発言が弱すぎたのだ」
「私はきょう拉致被害者の家族と会うことができ、横田めぐみさんの母親とも会うことができた。40年以上も家族に会えない苦しい思いをするべきではない。2度と起こさせてはならない」
「アメリカと日本は公正で自由な貿易関係を築く。平等で信頼できる市場へのアクセスを確保し、貿易赤字を解消する。この目的に向け話し合い、大きな進展があった」
「私を日本に招いてくれてありがとう。日本はすばらしい国だ。友好関係を深めたい」

source : NHK NEWS WEB

 

記者の質疑に対する両首脳の発言

<安倍総理大臣>

「インド太平洋地域の海洋秩序の維持・強化は地域の平和と繁栄にとって死活的に重要であり、日米で自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を強化することで一致した」

<トランプ大統領>

「中国の習近平国家主席はすばらしい友人だ。貿易の状況は不公正で、貿易赤字は巨額だが、解決のため議論を始めた。アメリカは貿易で多くの国に不公正に扱われており、公正な貿易が必要だ」

<トランプ大統領>

「安倍総理大臣がアメリカからもっとたくさんの兵器を購入すれば、北朝鮮のミサイルを撃ち落とすだろう。私が大事だと思うのは、安倍総理大臣が、アメリカから大量の兵器を購入することだ。アメリカは、世界で最高の兵器を生産している。F35戦闘機であれ、いろいろな種類のミサイルであれ、アメリカには雇用を産みだし、日本には安全をもたらす」

source : NHK NEWS WEB

まとめ

今日のニュースは何と言っても日米首脳会談ですね。ただ、その会談内容は明らかにされていないのでその後の共同記者会見から推測するしか現時点では方法がありません。

その会見の中で個人的に気になった発言は安倍首相の「北朝鮮の最新の情勢を分析し、今後とるべき方策で完全に見解の一致をみた」「すべての選択肢がテーブルの上にあるというトランプ大統領の立場を一貫して支持」との発言です。

この発言が意味するものですが、状況次第での北朝鮮への軍事行動についても含まれていると考えます。「方策で『完全に』見解の一致を見た」との発言からかなり具体的な内容にまで突っ込んで話し合いが行われたのではないでしょうか。

ある専門家は北朝鮮へ軍事行動をした後の朝鮮半島の管理の仕方についてまで話し合われた可能性もあるとしていました。詳細は不明ですが可能性としてはありうる話です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!