【北朝鮮情勢まとめ】11/14の北朝鮮・アメリカ・日本・韓国の動向

【北朝鮮情勢まとめ】11/14の北朝鮮・アメリカ・日本・韓国の動向

北朝鮮情勢を伝えるニュースを関係国ごとにコンパクトにまとめています。この記事を見て頂くことで今日の各国の主な動きが分かるようになっています。

なお各国で時差があるため厳密には「今日の動き」とはなりませんが、記事をアップする時点で分かっている情報をまとめて「今日」の動きとしてお伝えしています。



【北朝鮮情勢】2017年11月14日の関係各国の動きについて

北朝鮮

【亡命兵士に北朝鮮側から40発余りの発砲 うち5発被弾】

昨日取り上げた北朝鮮兵士の亡命事件の詳細が入ってきています。

兵士は4輪駆動車で軍事境界線を越えようとしたものの、境界線まで10mの地点でタイヤが溝にはまってしまったため、途中から徒歩での移動に切り替えました。その際に北朝鮮側から40発余りの発砲があり、そのうち5発を腹や肩に被弾したとのことです。

その後、国連軍司令部のヘリコプターによりソウル近郊の病院に運ばれ、6時間の手術で銃弾5発が摘出されたとのことです。現在は危篤状態で集中治療室で生命維持装置をつけているとのことです。

 

【米韓演習で「核戦争いつ勃発するか予期できぬ」国連決議守らぬ北朝鮮が国連事務総長に訴え?】

北朝鮮の慈成男国連大使は13日、グテレス国連事務総長に宛てた書簡を公開しました。その書簡には、米韓の合同軍事演習が脅迫であること、それゆえにいつ核戦争が勃発するか予期できないということについて記されています。

 

【トランプ大統領はクレイジー? 北朝鮮がアメリカの外交官に探りを入れている】

北朝鮮はアメリカの複数の外交官やジャーナリストやアナリストたちにトランプ大統領のことについて話を聞いて、同大統領の発言内容の解釈に役立てようとしているとのことです。

北朝鮮の高官と話した外交専門家スザンヌ・ディマジオは「彼らはニュースを非常に注意深くフォローしていて、CNNは毎日24時間見ているし、トランプ大統領のツイートなども読んでいる。」と述べました。

しかし北朝鮮側はトランプ大統領が話す意味とその次の行動を見抜くのが非常に難しいとしており、分別がないのか切れ者なのか分からず苦慮しているとのことでした。

アメリカ

【米比、対北朝鮮協力縮小を各国に呼びかけ】

トランプ大統領はフィリピンのドゥテルテ大統領と首脳会談を開き、各国に対して北朝鮮との外交・経済協力を縮小する処置を取るよう呼び掛けることで合意しました。

日本

【ASEANプラス3 安倍首相「北朝鮮と同じ域内の日中韓とASEANの役割大きい」】

安倍首相はASEANプラス3首脳会議に出席しました。ASEANプラス3とは東南アジア諸国連合+日本・中国・韓国のことです。

その際に「北朝鮮と同じ域内にいる日中韓とASEANが果たすべき役割は大きい。制裁の抜け穴を防ぐべく、国連安全保障理事会制裁決議の完全な履行に向けて一致したい」と述べ、北朝鮮に対する圧力強化を求めました。

韓国

本日は目立った動きを伝えるニュースは特にありませんでした。

まとめ

北朝鮮包囲網が東南アジアをはじめ世界的に広がり、北朝鮮がますます追い詰められていく印象を受けた1日でした。

上述した以外にも今日は世界各国首脳が出席した東アジアサミットが開かれており、その席では北朝鮮が2月に金正男暗殺事件に対する非難声明が採択される見通しとなっています。

【東アジアサミット 北朝鮮を非難する声明採択へ】

こうした包囲網が世界中に広がったところで北朝鮮の経済には大きな影響はないのかもしれませんが、どちらが善でどちらが悪かとの判断をするとなると、数の論理から「北朝鮮が悪」という見方を世界がすることになります。

そうなると北朝鮮に対して実行される多少厳しい処置も「やむなし」との判断が下されやすくなります。その厳しい処置にはアメリカ主導の軍事行動も含まれてくるかもしれません。

北朝鮮が経済的な面だけではなく、世界からの評価という面でも厳しい状況に追い込まれていることを強く感じた一日でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!