北朝鮮が太平洋上で水爆実験強行の可能性!!どうなる?!

  • 2017.09.23
北朝鮮が太平洋上で水爆実験強行の可能性!!どうなる?!

トランプ大統領の「(北朝鮮を場合によっては)完全に破壊する」との国連演説を受けて、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が直々に「史上最高の強硬対抗措置」を検討するとの異例の声明で応戦してきました。

source : REUTERS

この「史上最高の強硬対抗措置」が何を意味するのか憶測が飛び交っていますが、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が9月22日に「太平洋での水爆実験を実施する可能性」について言及しています。

もしこれが本当のことなら世界的にも極めて大きな問題となります。今回はこのニュースについていろいろな角度からリサーチしていきたいと思います。



各国の反応は?

アメリカの反応

トランプ大統領は9月22日、「キム委員長は太平洋上で大量破壊兵器を爆発させることについて話しているがそれはとてつもない災難や問題を引き起こす」と述べて強くけん制しています。

ソーントン米国務次官補代行も9月22日、「強行すれば国際的な対応をとる」として、国連安全保障理事会を通して追加制裁に踏み切る可能性に言及しています。

中国の反応

中国の王毅外相は、北朝鮮に対し危険な路線に固執することをやめるよう呼び掛ける一方で、米国には北朝鮮に対する不可侵の約束を守るよう求めました。

ロシアの反応

ロシアのラブロフ外相は、9月22日、「核兵器による軍事的冒険は受け入れられない」と北朝鮮を批判すると同時に、米朝に対して「熱くなった頭を冷やして、応酬を休止する必要がある」とも述べて、双方に自制を促しています。

また、「いかなる時も互いの提案について会って議論するほうが誰かを孤立させ、脅かすよりずっとよい」と述べて、対話重視のスタンスを改めて示しました。

北朝鮮は水爆(水素爆弾)をミサイルに積む技術があるのか?

もし太平洋上で水爆実験を行うとした場合、一般の船舶や潜水艦を使って実験をする方法もありますが、アメリカに拿捕される可能性が極めて高いため、やはりミサイルを使っての実験になる可能性が高いです。

そうなるとミサイルに水爆を積む技術があるのかどうかが焦点になってきます。言い換えれば水爆を「小型化」させる技術があるかどうかということです。

source : 産経NEWS

そこで注目したいのが、北朝鮮が9月3日に行った水爆実験に伴って公開した上の写真です。この写真について韓国の専門家は次のように述べています。

ソウル大学 原子核工学科 ソ・ギュンニョル氏

「前が核融合させる部分、そして後ろが起爆装置。この形はまさしく水素爆弾といえます。旧ソ連が開発した水爆の形状に非常によく似ています。重要なのは、爆発力がパキスタンの核を超えていたということです。写真が本物ならICBMに搭載できる大きさで、そうなると北朝鮮は『核保有国』と見なければなりません。」

source : クローズアップ現代

この見立てが正しいとすれば、残念ながら、北朝鮮は水爆をミサイル(ICBM)に搭載する技術を持っていることになります。

太平洋上で核爆発を起こすとどうなるのか?

source : HUFFPOST

これまで核実験を海上で行ってきた国々は事前通告を実施していますが、今回、北朝鮮が仮に太平洋上で核実験をするとなった場合、同様の事前通告をするかどうかが疑問視されています。

もし事前通告を入れずに核実験を行った場合、漁船・一般船舶・民間航空機などでなんらかの被害が発生する可能性は十分あり、そうなれば、世界全体から厳しい非難を浴びることになるのは間違いありません。世界全体の世論が「アメリカの北朝鮮への先制攻撃やむなし」の方向へ傾く可能性は十分あります。

また、北朝鮮が上手に事を運んで人的被害の発生を防いだとしても、放射能汚染の問題は確実に発生します。

海上上空で爆発させた場合は大気への汚染、海中で爆発させた場合は海中への汚染が懸念されます。北朝鮮としては「過去にアメリカも核実験で汚染を繰り返してきた」という言い分だと思いますが、その言い分が今の時代に通じるかどうかは何とも言えない部分です。世界がどう反応するか次第というところではないでしょうか。

参考までに1954年3月1日にビキニ環礁で行われたアメリカの水素爆弾「ブラボー」の実験動画を載せておきます。

核搭載ミサイルが誤って日本に落ちてしまったらどうなるか?

source : brutalist.press

もし北朝鮮が上記の方法で核実験を強行するとした場合、水爆が搭載されたミサイルが日本上空を通過する可能性が非常に高くなります。小野寺防衛大臣も「水爆を運搬する手段が弾道ミサイルであれば、日本上空を通過することも否定できない」としています。

そうなると最悪のケースですが、北朝鮮がミサイル発射でミスをしてしまい、誤って日本に落ちてくる可能性も出てきてしまいます。万が一そのようなことが起こってしまった場合、日本はどうなってしまうのでしょうか?

水爆搭載の核ミサイルが日本に落ちた場合の予想被害範囲画像がネットにありましたので載せておきます。

東京に落ちた場合の被害範囲シミュレーション画像

source : Naverまとめ

大阪に落ちた場合の被害範囲シミュレーション画像

source : Naverまとめ

※ 被害の範囲や程度についてはミサイルに搭載される水素爆弾のエネルギー規模によって大きく異なってくるため、上記画像はあくまでも参考程度の画像です。

何もコメントができなくなってしまいます・・・。

 まとめ

もし北朝鮮が太平洋上で水爆実験を強行してしまったらどうなるのか?関連することをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

北朝鮮が実験を強行してしまい、それによってアメリカ側(同盟国を含む)に何らかの被害が及んだ場合は、米朝戦争に突入ということも十分考えられます。いよいよ瀬戸際まで来てしまった感があります。

これから事態がどのような展開を迎えるのか、この後も推移をしっかりと見守っていきたいと思います。

eye catch photo’s source : zowienews.com

最後までお読みいただきありがとうございました!