【最新】2017年版「世界の軍事力」ランキングTOP30!!

【最新】2017年版「世界の軍事力」ランキングTOP30!!

アメリカと北朝鮮の間で緊張が非常に高まってきています。「戦争」の2文字もちらつき始めていますが、そんな中、各国の持つ軍事力がどれほどなのか気になる方もおられるかと思います。

そこで当サイトRealtime Research は、2017年の最新版の世界軍事力ランキングについてリサーチしてみたいと思います。

軍事力ランキング補足説明

まず初めに補足説明をさせてください。もともと軍事力をランキング化するのは非常に難しいと言われています。どの要素に重点を置くかでランキングもがらりと変わるからです。例えば、核兵器に重点を置けば、北朝鮮は上位にランクインし、日本は敵わないという具合です。

このような背景があるため、軍事力ランキングの結果は発表元によって様々です。そんな中、世界のミリタリーマニアが一番信頼を寄せている軍事力ランキングがあります。それがアメリカの軍事力評価機関「グローバルファイヤーパワー(Global Firepower)」が発表する軍事力ランキングです。

信頼されている理由としては、複雑に絡み合う要素をしっかりと加味した上でランク付けを行っているところにあります。

133カ国を対象にしてランク付けしているんですが、具体的には、軍事費、兵器の数・質・種類、兵士の数・質、人口、輸送インフラ、地政学的考察、資源力、産業構造、核兵器所有の有無(←有りならボーナスポイント)、軍事同盟参加の有無(←参加ならボーナスポイント)などなど50項目以上の要素をバランスよく考慮しているとのことです。

では、前置きが長くなりすみませんでした。その「グローバルファイヤーパワー」が発表している2017年版の軍事力ランキング(2017年9月27日現在)をどうぞ。


『世界軍事力』ランキング30位~21位

順位 国名 指標レート
30位 ウクライナ 0.5664
29位 スウェーデン 0.5641
28位 ギリシャ 0.4981
27位 スペイン 0.4806
26位 カナダ 0.4381
25位 アルジェリア 0.4366
24位 サウジアラビア 0.4302
23位 北朝鮮 0.4218
22位 オーストラリア 0.4072
21位 イラン 0.3933

注目の国の一つ、北朝鮮が早速ランクインしています。23位です。2年前は35位でした。金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから軍備拡大路線がより強くなっていると言えます。

『世界軍事力』ランキング20位~11位

順位 国名 指標レート
20位 タイ 0.3892
19位 ポーランド 0.3831
18位 台湾 0.3765
17位 ブラジル 0.3654
16位 ベトナム 0.3587
15位 イスラエル 0.3476
14位 インドネシア 0.3347
13位 パキスタン 0.3287
12位 韓国 0.2741
11位 イタリア 0.2694

北朝鮮のお隣の韓国が12位にランクインです。2年前が9位で、3ランクダウンです。

『世界軍事力』ランキング10位~4位

順位 国名 指標レート
10位 エジプト 0.2676
9位 ドイツ 0.2609
8位 トルコ 0.2491
7位 日本 0.2137
6位 イギリス 0.2131
5位 フランス 0.1914
4位 インド 0.1593

日本が7位にランクインしています。2年前は10位だったので3ランクアップです。韓国と逆転しています。

こう書くと韓国といい勝負をしているのかと思われるかもしれませんが、ロシア軍の専門家が日本の軍事力に警戒していることを紹介している記事があったので引用しておきます。

「(軍事力世界)第4位は日本かもしれない」とロシアの軍事専門家らが解説している。戦後の兵器製造において制限が設けられてきたものの、高い技術力を持っており「米国の支援のもとで一たび全力で軍備拡張すれば、短時間のうちにロシアや中国に肩を並べる可能性が極めて高い」と分析されたことを伝えた。

source : searchina.net

『世界軍事力』ランキング3位

3位 中国 0.0945

第3位は中国となっています。

中国の軍事力を特徴づけているのはなんと言っても地上兵力です。13億人というとんでもない人口を背景に、正規軍230万人、予備軍や武装警官110万人を揃えており、この数字は軍事大国アメリカの正規軍140万人を遥かに凌ぐものとなっています。

ただ、中国の陸軍が経験した最後の戦争が1979年のベトナム戦になり、かれこれ40年近く実践体験がないため、その部分が弱点の一つとして取り上げられることがあります。

とはいえ中国はアメリカに次ぐ予算を軍事に充て、軍事近代化計画のもと、増強を着々と図ってきています。空母建造、核ミサイル開発、宇宙兵器(軍用衛星)開発、サイバー戦能力の向上などにも積極的に乗り出しています。

『世界軍事力』ランキング2位

2位 ロシア 0.0929

第2位はロシアとなっています。

ロシアは世界最強の陸軍を持っており、戦車と装甲車の数は米国を上回っています。後述しますが、数の比較だけでみれば、アメリカの約4倍の戦車数を誇ります。

また、軍事力ランキングのポイント差からも見て取れるように、1位アメリカとの差はほとんどありません。ロシアの軍事専門家で元大佐のリトフキン氏は「ロシアと米国の軍事力は互角である」とさえ述べています。

『世界軍事力』ランキング1位

1位 アメリカ 0.0857

第1位はやはりこの国「アメリカ」です。

アメリカは特に海軍と空軍が非常に強く、海軍では10隻の原子力空母編隊や、75隻の潜水艦、60隻あまりの駆逐艦などを有しています。また、その海軍にはレールガンのような最新型兵器も配備されていくわけですからまさに最強です。

空軍も1万3000機を持ち、その約半数が戦闘機や爆撃機となっています。さらに世界で1,2位を争う核兵器保有国です。まさにスキがない最強最大の軍事力を誇っています。

このアメリカが1位の状態はまだしばらく続くとの見方が大半を占めています。

世界軍事力比較表

グローバルファイヤーパワーが提示する軍事力指標レーティングの数字だと、各国間の軍事力の比較がしにくかったので、アメリカを「1」とした場合、各国がどうなるのか計算しなおしました。以下に載せておきます。

表の見方ですが、例えばアメリカを1ptとした場合に7位の日本は0.401ptなので、日本はアメリカの軍事力の40%ほどの軍事力を持っているということになります。

1位 アメリカ 1.000
2位 ロシア 0.922
3位 中国 0.907
4位 インド 0.538
5位 フランス 0.448
6位 イギリス 0.402
7位 日本 0.401
8位 トルコ 0.344
9位 ドイツ 0.328
10位 エジプト 0.320
11位 イタリア 0.318
12位 韓国 0.313
13位 パキスタン 0.261
14位 インドネシア 0.256
15位 イスラエル 0.247
16位 ベトナム 0.239
17位 ブラジル 0.235
18位 台湾 0.228
19位 ポーランド 0.224
20位 タイ 0.220
21位 イラン 0.218
22位 オーストラリア 0.210
23位 北朝鮮 0.203
24位 サウジアラビア 0.199
25位 アルジェリア 0.196
26位 カナダ 0.196
27位 スペイン 0.178
28位 ギリシャ 0.172
29位 スウェーデン 0.152
30位 ウクライナ 0.151

改めて、日本が関係する国の軍事力をアメリカの軍事力を基準に整理してみたいと思います。

アメリカの軍事力を100%とすると・・・

  • ロシア 92.2%
  • 中 国 90.7%
  • 日 本 40.1%
  • 韓 国 31.3%
  • 北朝鮮 20.3%

となります。

アメリカと北朝鮮との間で軍事的な緊張がかつてなく高まっていますが、戦力差は言わずもがなですね。数値上は北朝鮮はアメリカの軍事力の20%ほどの力があることになっていますが、いろいろな要素を加味すればその差は開く一方です。

例えば、戦争経験値という要素を加味すればやはりアメリカに軍配が上がります。また、いざとなれば最新鋭の核兵器を用いることで圧倒的な戦力差を作り出すこともできますし、最先端テクノロジー(無人戦闘機・レーザー兵器・電子攻撃などなど)をフル活用することも可能です。そうなればこの数値差以上の差を実際の戦争の際では見せつけることになるはずです。

ついでに、上記6カ国の軍事兵器の数をまとめた表を載せておきます。

戦車数 空母数 航空機 兵士数 軍事力ランク
アメリカ 5884 19 13762 140万 1位
ロシア 20215 1 3794 76.6万 2位
中国 6457 1 2955 233.5万 3位
日本 700 4 1594 25万 7位
韓国 2654 1 1477 62.5万 12位
北朝鮮 5025 0 944 70万 23位

アメリカの海軍力・空軍力が突出していることがよく分かります。空母数・航空機数とも桁違いです。一方、ロシアは戦車の数が群を抜いています。中国は兵士数が異常です。国の人口が兵士の数に如実に表れていると言えそうです。

ただ、こちらはあくまでも数字だけで比較したものです。戦車にしろ、空母にしろ、航空機にしろ、それらの質や装備や性能は様々なので一概に「数字が大きい方が強い」ということにはなりません。

その点を物語るのが日本のデータになります。ほとんどの項目において数字的には目立ったものはありません。むしろ弱い印象を受けますが、それでも総合の軍事力ランクは世界7位です。数は少ないものの、質や性能の面で高いレベルにあるということが言えます。

世界軍事費ランキング

併せて軍事費のランキングも載せておきます。2016年度版のデータになります。

source :  agora-web.jp

アメリカが突出しているのが一目瞭然なグラフとなっています。ざっくりと1ドル100円で換算した場合、アメリカの軍事費は約61兆円、日本は約4兆6000億円となっています。アメリカ恐るべし・・・。

 

次に紹介するグラフは2007年から2016年の間に各国の軍事費がどれだけ増減したか、その変化を示すグラフです。

source :  agora-web.jp

意外にもアメリカは軍事費削減傾向となっています。これはオバマ政権時代の軍備縮小政策が影響したためです。しかし、オバマ政権の次のトランプ政権では改めて軍備増強に舵を切り直しています。

2018年度会計予算においては国防費540億ドル増を掲げています。昨年の日本の軍事費461億ドルを超える額分を増強しようというわけですから、本当に規格外ですね・・・。

まとめ

以上、世界の軍事力ランキングについてまとめてきましたがいかがでしたか?アメリカが「世界の警察」と言われているのも納得なデータになっていたかと思います。日本も想像以上に力があったと感じられた方も多くいるのではないでしょうか?

とはいえ、このランキングが本当に正確なのかどうか、実戦で明らかになるような事態だけは避けたいものです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

eye catch phot’s source : navymodeling.com