北朝鮮が長距離ミサイル発射準備!10月10日か?どうなる?!

  • 2017.10.07
北朝鮮が長距離ミサイル発射準備!10月10日か?どうなる?!

ここしばらく北朝鮮の話題が世間から消え「金正恩が静かだ・・・」「北朝鮮は息をしているのか・・・」といった声が巷で聞こえていますが、そのようなことは決してありません。

水面下ではいろいろな動きがあり、記事タイトルにもあるように、北朝鮮の再度のミサイル発射が囁かれています。今回はそのあたりの一連の動向を時系列でまとめてみたいと思います。

9月末 北朝鮮 兵器工場から複数ミサイル搬出か

9月30日に、韓国の「東亜日報」は、北朝鮮の首都平壌にある兵器工場から最近複数のミサイルが搬出されたと報じました。

中距離弾道ミサイル「火星12」もしくは大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の可能性が高いとしました。


10月5日 トランプ大統領「嵐の前の静けさだ」

source : YAHOO!ニュース

トランプ米大統領は、10月5日の夜にホワイトハウスで軍高官らを招いて会合を開いています。その際に報道陣に「(軍高官らが一堂に会している様を取り上げて)これが何を意味するか分かるかな。嵐の前の静けさだよ。」と述べました。

報道陣の記者が「嵐とは何のことか?」との問いにトランプ大統領は「そのうち分かる」とだけ答えています。

この一連の発言が注目を集め、嵐とは北朝鮮への軍事行動を示唆しているのではないかといった憶測が広がりました。(参照:YAHOO!ニュース

10月7日 北朝鮮 アメリカ西海岸射程のミサイル発射か

source : TBS NEWS

冒頭で触れた北朝鮮のミサイル搬出報道を裏付ける情報がロシアから出ました。

10月7日、北朝鮮を訪朝していたロシア議員団の一人モロゾフ下院外交委員会議員が、朝鮮労働党の序列ナンバー2にあたる金永南最高人民会議常任委員長との会談の内容を明らかにしています。

モロゾフ議員曰く「北朝鮮が近く、アメリカ西海岸にも到達可能な、新たな長距離ミサイルの発射実験を計画している」「北朝鮮側は、自分たちのミサイルがアメリカ西海岸にまで届くと言える根拠を、計算した数値を交えて提示した」とのことでした。

さらに「北朝鮮はミサイルの弾頭を大気圏に再突入させ、制御する技術を確立したと主張」また「北朝鮮は最近のトランプ大統領の発言に大変失望していて、北朝鮮側は武力で対決するんだと、かなり強い決意を持っている」とも伝えました。

市場は敏感に反応

ロシアのモロゾフ議員の報道を受けて市場は敏感に反応しました。

こちらの画像はその際のドル円チャート(15分足)になります。

FXに詳しい方はご存知だと思いますが、そのモロゾフ議員のミサイル報道の前に、アメリカの雇用統計が発表されていて、内容が良かったためにドルが買われる動きとなっていました。(画像で赤いバーが上に長く伸びている部分)

本来であれば、その動きのままドルが買われてどんどん上昇する展開となるはずなんですが、その直後に北朝鮮のミサイル報道があり、不安感から雇用統計の上昇エネルギーはかき消されて一気にドル売りとなってしまいました。

通常、雇用統計の動きというのは1カ月の中で一番強い動きをします。その動きをかき消すほどの今回の動きというわけですから、世界が北朝鮮の同行に非常に敏感になっていると言えます。さらにはミサイル発射の先にあるアメリカと北朝鮮との戦争を強く意識しているとさえ言えるのかもしれません。

北朝鮮ミサイル発射の時期は?

source : YAHOO!NEWS

北朝鮮のミサイル発射に関して、最も可能性が高い日とされているのは「10月10日」です。その日は北朝鮮の労働党創建記念日となっています。

これまでも北朝鮮はこの党創建記念日に盛大な軍事パレードを催したり、核実験やミサイル発射を行って権威増強に努めてきた経緯があります。そのため、この日にアクションを仕掛けてくる可能性が高いとみられています。

別の候補日としては、中国共産党大会が開幕する10月18日前後も取り上げられていました。

まとめ

以上、北朝鮮がここ数日静かだったと感じる期間の関係各国の動きを端的にまとめてみました。こうしてみると、近日中に北朝鮮がミサイルを発射する可能性が極めて高いことが分かります。

加えて、可能性の話にはなりますが、今回のミサイルに水爆を搭載して核実験をする可能性も十分あり得ます。

【関連記事】北朝鮮が太平洋上で水爆実験強行の可能性!!どうなる?!

現状、ただでさえ緊張状態が関係各国で相当レベルにまで達している中で、北朝鮮がミサイルを発射(それも水爆実験付き)となると、極めて危険な状態になるのは間違いありません。

アメリカとしてはそうした不測の事態も想定した上での、今回のトランプ大統領・軍高官との会合であった可能性は十分あります。北朝鮮の水爆実験からの戦争開始の流れはシナリオの一つとして間違いなく考慮されているはずです。

今後北朝鮮がどのような行動に出るのか、それに対してアメリカがどう行動するのか、全世界の注目が集まっています。

今後もRealtime Research では、この北朝鮮情勢に関してより一層注視しながら事態の推移を見守っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!